【Russia】シベリアの学園都市「アカデム ゴロドク」の紋章がカッコよすぎる件


でん。まだロシアはシベリア、ノボシビルスク編。今回出会って一番感動したのこれ。
「シベリア」を代表するアカデムゴロドクのマークとのこと。真ん中にシグマ。そして山。



寒さや自然の厳しい土地を”数学”、”科学”などで人が生きていけるように進歩させ、
一緒に+(プラス)に頑張って行こう!というような意味が込められているシンボルマークだそう





ここがシベリアですよー!!!

Googleで普通に検索しても全然でてこないこの超かっこいいデザイン。
なぜこのマークにであったとかというと


サーニャという原子力の勉強をしている学生で、
つくば学園都市のモデルにもなり、ソヴィエト連邦時代につくられた
人工都市「アカデム ゴロドク」で学んでいた男子に、
いかにこの学園都市が勉強しやすくいい場所かをホステルで説かれたから。

これです。アカデムゴロドク。


 >>「アカデムゴロドク」とは、ロシア語で「アカデミーの町」の意味であり、
1950年代にソ連科学アカデミーによって建設された町。

世界初の大規模科学研究都市とされ、 最盛期には、約6万5000人の研究者と
その家族ら関係者が居住していた。

とのことで、理系万歳、学生と研究者、科学者ばかりの 007やミッションインポッシブルの敵役にでてきそうな人が住む町です。 ノボシビルスクからはバスを乗り換え1時間くらい。

なぜこんな不便な場所に辿りつけたかというと、 ラファエル君(21歳)と出会ったから!



 彼は超英語堪能、日本語も少し話せ、 「バカ島」という浦沢直樹・松本大洋インスパイア系漫画を描きつつ、 (めちゃくちゃ好きらしい、スタジオ4℃も大好き!) 


↑バカジマは上記で読めます

ラファエル君は、これからモンゴルに2か月滞在し、映像を撮影しにいくということで
その途中でノボシビルスクの宿に1日だけいたようで、完全に神様からのギフト系出会い。 
 
民俗学に興味があるとのことで、ロシアのモンゴル系の人々のシャーマニズムなどに詳しく、
私の気になってしょうがない謎に満ちたロシア連邦の共和国の国々についても
色々教えてくれて、本当に先生のよう。


↑ロシアはこれだけの様々な民族、文化、宗教の国々で成り立つ”共和国”です 
いまだに独立運動の機運が激しい場所からのんびりやってるとこまで様々



そんなラファエル先輩でもアカデムゴロドクへ。
迷子になったり、大学生にID借りて構内のトイレいったりしながら

Siberian Branch of the Russian Academy of Sciences Exhibit centerに到着!
この「ロシア科学アカデミー シベリア支部」は世界的に有名な研究所の模様。


木彫りでできたこの作品には、真ん中にシベリアで多く発見されてきた「マンモス」
左の円に、シグマの「アカデムゴロドク」マーク
左下が隕石がぶつかってできた衝突クレータ「エリギギトギン湖」

などシベリアの歴史が凝縮。(ちとその他だいぶ忘れた)


展示室中には、シベリアの研究者による活発な研究活動の成果が展示され、
ソ連時代から科学研究のメッカとして、大きな役割を果たしてきたことを(なんとなく)理解 。
 農業、バイオ、海洋・地球科学、エネルギー、化学、情報等多くの研究機関の情報がてんこもり。
謎の数式がたくさん羅列されている展示室内は、文系の私には、圧倒される世界。
ああああ・・・・・理系万歳(2回目)



理系が新しい世界をつくっている!!

プーチン大統領やカザフスタンの大統領、
中国の研究チーム、ベルギー王室などもここを訪れているようです。

帰り際には、彼らが学園都市の横に人工的に作った湖とビーチへ

もはや湖というより、海でした。

帰りにはこの線路のレールの横の道を20分ほど歩いて、電車の駅へ。
スタンドバイミーさながら!

妖精が住んでいそうな森。

愉快なラファエル君との出会いのおかげで、ガイドブックからそれた
貴重な遠足に出かけられました。
旅の醍醐味はこれね!

「なんで?」は1日3回まで。

幼稚園の頃に母子2人、ヨーロッパを1か月、 宿予約なしで放浪したのをきっかけに シルクロードを1人で横断したり、DJしたり、 飛行機乗り遅れたり、4年に一度旅にでることをライフワークとする旅人(通算42カ国) 小さい頃、「なんで空は青いの?」的な質問を親にしまくり、 【”なんで”は1日3回まで!】と母に怒られるほど、好奇心が旺盛。 DJでオーガナイザー。企画の手伝いや、文章も書きます。

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