【Russia】Stillソヴィエト。それがシベリア。

ロシア人の友達にも「え、なんでノヴォシビルスク行くの?」と言われるくらい
観光するとこないという噂の町でしたが、歩いてみると全然楽しいノヴォシビルスク。


ロシアの革命家、レーニン像。


一泊600円という超格安でアットホームだったホステルのママは、

「ロシア=モスクワ。というかモスクワがロシアという感じね。
 こっちのシベリアエリアは、まだまだソヴィエトなのよ。」

と、片言の英語で説明してくれましたが、
町を歩いていても、1991年に崩壊したはずの”ソビエト社会主義共和国連邦”が
2018年現在でもまだまだ息づいていることを思い知る。

でもこれって日本の地方の町に行くとよくある、
「昭和のまま時が止まってしまっている」のと同じことなんだと思う。

だからこそ「うおおおおお」と感動する。


ホステルのママ。ロシア語でイクラは同じく「IKRA」
ウケるかなーと思って行った、いくらのお寿司キーホルダー(DAISOで100円)を
さっそくお世話になったママにあげる。


ホステルから10分ほどの場所にある公園


さびれた感じがたまらない遊園地。
キルギスのオシュという街いったときも公園の中にプチ遊園地併設されてたな。
きっとこれがソ連テンプレなんだろう。



このいかつい外観、なんとサッカースタジアム。
「スパルタク」とキリル文字がで書いてあります。(勉強の成果さっそくでてる)
本田圭佑がいたスパルタク・モスクワとはもちろん別物です。(つか本田ロシアいたのすごい)



こちらはさっきの公園の入り口。
静かで公園が多くて住みやすそうな町。

ここからしばし歩くとレーニン広場へ。


冒頭の写真のレーニンがずんっとたたずんでいるのですが、その下ではキッズがいっぱい。

そして街にはZARAやH&Mの入ったショッピングモールや
マクドナルドやバーガーキングの路面店、川沿いにはタワーマンションが建設中。

レーニン広場の前でもHIPHOP流しながらスケートボードしたりDMXしたりして遊んでいて、
新しいものと古いものが混在してる感じ。

おもちゃみたいな路面電車も走ってます。


町のあちこちでみつけたお気に入りの、”ウサギOK”型ステンシル。
こんな感じでイケてるグラフティも街にあふれてる。

最近は「シベリアニティ」という、”モスクワ的ロシア”ではない、
ロシアのど真ん中のシベリアに住む若者による
映画なども撮影されたりしてる模様。




モスクワから時差四時間。日本とは二時間のこの土地。
これからどう変わっていくか楽しみだなと思いつつも、
是非このままの昭和のレガシーといなたさも保ってほしいと思ってます。







「なんで?」は1日3回まで。

幼稚園の頃に母子2人、ヨーロッパを1か月、 宿予約なしで放浪したのをきっかけに シルクロードを1人で横断したり、DJしたり、 飛行機乗り遅れたり、4年に一度旅にでることをライフワークとする旅人(通算42カ国) 小さい頃、「なんで空は青いの?」的な質問を親にしまくり、 【”なんで”は1日3回まで!】と母に怒られるほど、好奇心が旺盛。 DJでオーガナイザー。企画の手伝いや、文章も書きます。

0コメント

  • 1000 / 1000