【クロアチア/ヴィス島】楽園!Goulash Disko Festival

ローマ遺跡が残る街、クロアチアのスプリットから船で二時間半の
小さな島、ヴィス島で開催される5日間のビーチフェスティバル
Goulash Disko Festival(グーラッシュディスコ)に行ってきましたっ!

開催地のヴィス島へは、スプリットのバスターミナルの反対側からフェリーがでてます。


▼時刻表

https://www.croatiaferries.com/split-vis-ferry.htm

チケットはオンラインでさくっと購入するとQRコードで乗車可能。
便利な時代!


最終便のフェリーでヴィス島に到着すると、
島きってのリゾート地、青の洞窟でも有名な”コミジャ”行きのバスが待ってます。

↑こちらがゴーラッシュディスコのティザー映像。

まさしくこのビデオに出てきそうなヒッピーな若者から、

ラストサマーバカンスを楽しむシニアまで様々。

バスに揺られて、山を越え、まずは予約していたオーシャンビューホテルへ。

まるで映画、マンマ・ミーアの世界!

※到着時は夜、これ昼の写真ね

今回ラトビアからハンガリーときて、他のクロアチアの観光をすっ飛ばして、なぜこの島&グーラッシュディスコフェスティバルに来たかというと・・・


大阪の兄貴、超ナイスガイのパイセン、Gr◯un土 a.k.a DJ GROUND さんが

このフェスに出演するから!!


OFFICIAL WEB SITE:http://djgroundjapan.wix.com/ground13
SOUNDCLOUD:https://soundcloud.com/dj-ground


↑今回旅を一緒にしている相方まさやがGWにKnockで一緒になったことがきっかけで
Groundさんの曲を映像を制作したこともあり、

▼これが、まさやが制作した映像

彼がクロアチアのフェスに出演すると情報をキャッチし、
名前もしらぬ、このフェスの情報を調べ、世界観に夢中に。

年越しのベトナムのおかげでビーチパーティー大好きになっている私は、
https://u-y-o.theblog.me/posts/3992301

島のロケーションも抜群そうなことから、
即決し、ヨーロッパ西北部から追っかけてきたのです。

ということで、サンクトペテルブルクの

大先輩DJ CHIDAさんぶりに日本人の知り合いに再会!!

いえーい!

サーカス的な雰囲気溢れるメインステージから2ndステージへは小さな船で移動。

なんて面白いのー!と思っていると、さらに面白いことが。

なんとこのGoulash Disko Festivalは、
スポンサー一切なしのフェス!


クラウドファンディングで開催が保たれている、
100%がDIYという今のフェスビジネスと逆行する

今年5回目のフェスティバル。

音楽も、スローハウスにアイリッシュバンド、

ジプシー系サウンドにダブにハウスと様々なジャンルの音楽を、
アイルランド、UK、オーストラリア、ドイツ、ブラジル、フランス、カナダ、

そして日本から召集。

まさしくフェスのタイトルである、

「グーラッシュ」という感じ!

※現地の名物、なんでもいれちゃう闇鍋シチュー的な。

↑これ、グーラッシュ。ポトフのようでめちゃ美味しい。


この時点で、今まできたどのフェスティバルとも違う!と

興奮するのですが、さらに素敵なのが、

「旧ユーゴスラビア国籍の人は全員半額」
というシステム。


なかなか日本人だとピンとこないかもしれませんが、
1991年に独立したクロアチアは、
それまでユーゴスラビアという国の一員として、

スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアと

1つの国を形成していました。

バルカン半島の色んな民族が1つの国を

運営していたものの、チトーという指導者が死ぬと

方向がバラッバラになり、"民族浄化"を提唱しはじめ、

同じ国だったもの同士で凄惨な内戦を行い、

つい最近まで悲しい歴史が繰り返されていました。

だからこそ、このエリアの国名・場所は、まだまだ日本人には認知されていないんですね。

現地で話した、私と同じ年の子たちは、みんなが内戦経験者。

見た目じゃ楽しそうにパーティーしてるけど、小さなころに皆苦労してきている・・・。
いかにのほほんと、私は暮らしてきたことか・・・。

ということでこの今回の「旧ユーゴの皆さん、全員半額!システム」は、

セルビア人の友人も現地で知り合ったクロアチア人も
「めちゃくちゃいいね!」と興奮するほど、
色々あった民族のみんなも音楽で1つになろう!という
ピースで素敵な施策。

フジロックやサマソニで、東南アジア割引とか、中国・韓国Welcome割引やる感じね。


つまり、Goulash Disko Festivalは、

■スポンサーフリー
■クラウドファンディングで全てDIY
■持続可能なハッピーなシステムがある

というヒッピーバイブス満点の5日間のお祭りを開催してるのです。

こちらがタイムテーブル。カラフルで可愛い!


今回絶対みたい!!と楽しみにしていた、

オーストラリアからのアーティスト,DREEMSのDJ3時間セット素晴らしかったー♡

と、長々かきつつ、私たちが遊んだのは、ラスト2日間!
アドリア海のグリーンの海が眩しい、ゆったりした島の美しさもあり、
その後フェスが終わってもリゾート地であるこの島に滞在。


日中はホテルの近くのビーチで泳ぎ、
油絵の世界に入り込んだかのような美しい夕陽を眺める優雅な生活をしてました。最高。

ちなみに可愛い雑貨などがめちゃくちゃ売っていそうな
Goulash Disko Festivalですが、アート展示はあっても、
FOODやマーケットなどの出店などはほぼなく、
お腹が空いたらこじんまりした島の商店やレストランへ繰り出すスタイル。
(朝方に島のパン屋で焼き立てのチーズパンを食べる幸せたるや・・・)

小さなリゾート地であるコミジャには、グーラッシュのリストバンドをした若者が溢れ、
リストバンドをして歩いていると「Hi!」的な感じでお互い声をかけあう連帯感も生まれ、
歩いてるだけで楽しい気分になれます。

↑2ndステージからの帰り、朝の船は爽快!

次回は、フェスのあともついつい長居してしまった、アドリア海に浮かぶ、

クロアチアの美しい島、ヴィス島についてもう少し書きまーす!


「なんで?」は1日3回まで。

幼稚園の頃に母子2人、ヨーロッパを1か月、 宿予約なしで放浪したのをきっかけに シルクロードを1人で横断したり、DJしたり、 飛行機乗り遅れたり、4年に一度旅にでることをライフワークとする旅人(通算42カ国) 小さい頃、「なんで空は青いの?」的な質問を親にしまくり、 【”なんで”は1日3回まで!】と母に怒られるほど、好奇心が旺盛。 DJでオーガナイザー。企画の手伝いや、文章も書きます。

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