おまけ:発掘されたオランダ編

ここから先は発掘されたオランダ編。
せっかく発見されたのでこちらもUPしておきますw


ロシアはシベリアからスタートした旅も
フィンランドやバルト三国、ハンガリーやクロアチアの東欧を経て
一気のヨーロッパは、オランダへ!


私は幼稚園の時に母とアムステルダムへいったっきり。
まさやは初めてのオランダ。

クロアチアからはEasyJetがでているので
1万円ちょっとでアムステルダムへワープ。



古くは風車とチューリップ。

大麻合法、売春合法、EDMを世界で流行らせた

"アートとカルチャーの最先端"の国へ。

でも我々は首都アムステルダムには一泊しかしませんでした。

なぜかというと、オランダ第3の都市、

"デンハーグ"に住む二人の友人に会うためでっす!

オランダ編は、とにかくこの二人の話が欠かせないので

先にご紹介。

1、Steven van Lummel

上記イラストを描くアーティストであり、身長2m、大きな体と大きな心、
陽気な性格と抜群のセンス、行動力をもつオランダ人のナイスガイ。

"PIP"というデンハーグのクラブのオーナーで
自らも絵を描き、世界中でプロジェクトを行うアーティスト。

「とにかくこの町のサブカルチャーはStevenなしには語れない」

と知り合った地元っ子もいうほどの有名人。

彼との出会いは日本。高円寺の友人の紹介で

半蔵門ANAGRAでのソロ展示時に

オープニングパーティーでDJをしたのがきっかけ。

その後も、六本木アートナイトでのライブペイントなど

日本で活動をする度に、遊んでいたので、

一度彼の住む町へ行ってみたいと思っていました。

今回は、彼の家に1週間ほどステイさせてもらいました

しかも本人は日本へ出張中!

ということで、本人不在の部屋を自由に使わせてもらうという・・・

みんなそんなこと出来る?

まじ、なんてイイやつなんだ!!!

ママの携帯番号を聞き、デンハーグ中央駅から

Stevenの家までGoogleMapを頼りに歩き、

そこで英語ペラペラのママと待ち合わせ。

鍵の開け方、部屋のルールなどを簡単に教えてもらい、

とにかく広い!

めちゃくちゃかっこいいアーティストの家に滞在できることに。

しかも、彼の所有するクラブPIPでのDJまで決定しています、

ラトビア、リガに次ぐヨーロッパでのDJ。まじ、最高か。

2 KISHO

旅をしている相方・私、その他7名のメンバーで

"三角FRASCO研究所"というアート集団を形成しているのですが

そのうちのメンバー1名コラージュアーティストのKISHOは、

なんとデンハーグに移住中。

(Stevenは私が紹介してつながったという偶然)

「子育てをするために、海外に移住する」という

大きな決断を夫婦で行い、可愛い女児と暮らしています。

PIPでのDJは、KISHOとデンハーグに住む日本人のチームで

一緒にパーティーをすることになっていて、
KISHOと相方まさやは、初めて映像+ライブコラージュで
パーティーの演出をすることになってます。

そして、さらにクロアチアから色んな国を飛ばして

【今回なぜこのタイミングでオランダで来たか】

それは"TODAY's ART"という街中がアート展示やワークショップの会場となる

メディアアートのフェスがデンハーグで開催されているから!

こんな感じで映像と音楽とテクノロジーが融合している
日本で言うMUTEK的な最先端系お祭り

日本では天王寺アイルの寺田倉庫でも開催されていた

デンハーグが世界に誇るアートフェス。

2018年は、日本からはライゾマティクスの真鍋さん、

アーティストのKUNIYUKIさんなども参加してました。すげー

私達は、デンハーグ着いた初日に

カルフォルニアのピアニストでビートメイカーのKiefer
見た目のインパクトもビートも重いMNDSGN
大好きな・憧れのベルリンのテクノDJ Apparatを、

デンハーグのライブハウスで見てきました。

アパラットをヨーロッパで見れるなんて最高じゃーーー!!

▼会場のライブハウス。名前は憶えていない。

アパラットは、
ベルリンのテクのユニット「モードセレクター」とやっている「Moderat」というプロジェクトで出していたこの曲とPVがめちゃめちゃ大好きで、
今回、最後にこの曲歌ってくれて、発狂。
私はフジロックでこの曲初めて聴いて
踊り狂ったときのことを思い出しながら、デンハーグで踊りました。

あとは、日本では最深テクノレイヴ、ruralにも出演したことのある
モジュラーシンセサイザーでテクノを紡ぐ女王様

Caterina Barbieriを王立のオペラハウスで鑑賞しました。

日本で言えば、歌舞伎座でテクノのアーティストを見るようなもの

国や行政がどれだけ文化的な表現を支援し、挑戦に寛容であるかを

改めて痛感しました。

オペラハウスすごかった・・・・。

PIPもTODAY's Artの会場の1つとなっており、

私がDJしたパーティー「Tamage」@PIPも一応公式パーティーとなっていたので、

大きなフェスのはじっこながら、Today's artに関われたことになります。

やったね!

こちらのパーティーの様子は次回へ!

「なんで?」は1日3回まで。

幼稚園の頃に母子2人、ヨーロッパを1か月、 宿予約なしで放浪したのをきっかけに シルクロードを1人で横断したり、DJしたり、 飛行機乗り遅れたり、4年に一度旅にでることをライフワークとする旅人(通算42カ国) 小さい頃、「なんで空は青いの?」的な質問を親にしまくり、 【”なんで”は1日3回まで!】と母に怒られるほど、好奇心が旺盛。 DJでオーガナイザー。企画の手伝いや、文章も書きます。

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